
幼児期の子どもたちは、好奇心旺盛で「なんで?」「どうして?」とよく質問してきますよね。物事を知りたい意欲が非常に高い時期にあたります。学童期になっても始めのほうは同じような状態でしょうが、幼児期にある程度興味をもったものを中心に知っていこうとします。そのため、幼児期に興味の幅を広げておくことが重要になるでしょう。
ここでは、幼児期の好奇心をぐんっと育てるグッズについて、特に男の子に焦点を当てて紹介します。
目次
- 子どもの好奇心が高いときっていつ?
- 逃さない!好奇心が高い子どもに育てるには
- 「なぜなぜ期」を親が生き抜くために
- 今だ!好奇心を伸ばすことができる瞬間とは
- 子どもの好奇心を伸ばす!おすすめグッズ5選
- ①図鑑
- ②工作キット
- ③室内遊具
- ④音声付き玩具
- ⑤タブレット端末
- まとめ
子どもの好奇心が高いときっていつ?
幼少期の子どもの成長は大変著しいですよね。私自身「あ、もうしなくなっちゃったんだ…」と、子どもたちの成長スピードに驚く毎日です。子どもが言葉の意味を捉えて話すことができるようになり、会話が成立するようになるのは、大体1歳後半から2歳頃です。(個人差があります)初めてのおしゃべりに大人は嬉しくなって、もっとたくさん話したいなぁ、なんて思いますよね。
そのうちに、「なんで〇〇なの?」「どうして〇〇なの?」と質問をしてくるようになります。この時期を「なぜなぜ期」と表現することもあります。この手の質問がくると、

なぜと言われてもなぁ…何と答えるべきかな。
と、どう答えてよいものか悩みます。
そんな大人を困らせる「なぜなぜ期」ですが、子どもにとってこの時期は、好奇心が大きく成長している素晴らしい時期なのです。
2〜6才頃は好奇心を伸ばすのに最適な時期だといわれています。
2歳頃までの好奇心は、「あれは何?」「これは何?」と物に対する興味がほとんどです。一方、3歳を過ぎる頃からは「雨はどうして降るの?」「空はなんで青いの?」といった、その事柄の理由に対して興味を持つようになります。
引用:【専門家監修】子どもの好奇心はなぜ大切?好奇心が育つ時期や高める方法|子育て情報メディア「KIDSNA STYLE」
好奇心がぐんっと伸びる時期を大切に、子どもと関わっていきたいものです。しかし、そう思っていても現実はなかなか厳しいものがあるのかもしれません…。
逃さない!好奇心が高い子どもに育てるには
◆「なぜなぜ期」を親が生き抜くために
2歳というと、親は育休を終えて職場復帰をしていたり、子どもは身体的発達が進み、行動範囲が広がったりしている時期です。簡単に言うと、忙しくて色々回っていません。私はそうでした…。
仕事から急いで帰宅し、夕飯を作っている際に「なんでお茶って茶色いの?」と聞かれても、正直困ってしまいます。答えられるような簡単な質問ならよいのですが、忙しいときにその手の質問を何度も投げられると参ってしまいます。
質問の正解を探して教えてあげることも重要ですが、いつもそうでなくてもよいのです。
子どもはたくさん話したいのです。親からの愛情を確かめる一つの行動でもあります。今日あったこと、心が動いたことなど、何でも伝えたいのです。「うん、うん。」と聞くターンがあっていいのです。反対に、子どもに「聞けばいつも教えてくれる!」と思われてしまうと、ちょっと自分の返事に重みが増してしまいますよね。
それ以外にも、「えーママ分かんないな。調べてみて教えて~。」なんて頼ってみると、「はいきた!任せて!」と目を輝かせる子どももいるものです。やる気を刺激して子どもも1人の人間として尊重し、「同じ人間なんだから、大人だってわからないことがあっていい」というスタイルで、たまには子どもに頼ってみましょう。フリでも全然いいのです。
◆今だ!好奇心を伸ばすことができる瞬間とは
私が思う好奇心を伸ばすことができる瞬間は、「子どもが何かをしたい!と言った瞬間」です。そうなると、

実現不可能なことでも、何でも聞いてあげないといけないの!?
ということになってしまいますよね。それは、到底無理な話です。
子どもは様々な欲求を満たしていきながら成長します。アメリカの心理学者アブラハム・マズローは、人間の欲求は5つの階層で分かれているとする、欲求5段階説を提唱しました。

下から上に向かって、欲求が満たされていけば次へ次へと進んでいくといわれています。そのときの子どもの様子に当てはめながら説明していきます。(☺:子どもの様子)
◆生理的欲求:食欲などの生存に直結した欲求 ☺「お腹空いた」
◆安全欲求:安心・安全に暮らしたい欲求 ☺「怪我をしないように過ごしたい」
◆所属と愛情欲求(社会欲求):自分の立場を明らかにして集団に所属したい欲求 ☺「社会の役に立ちたい」
◆承認欲求:他人や集団から認められたい欲求 ☺「私の頑張りを認めてほしい」
◆自己実現の欲求:自己を高めようとする欲求 ☺「将来のために●●を頑張りたい」
年齢に合わせて、大人に伝える欲求は変わってくると思いますが、このような欲求を満たしながら、子どもは満足感を覚え、「次はこれをしてみたい」「次はこうありたい」と願って成長していくのです。
大人はそれをできる限り叶えていく必要があります。それは決して何でも言うことを聞いて、甘やかして育てていくことが大事、というわけではありません。子どもが「〇〇をしたい!」と言ったときに、応援してあげることも当てはまると思うのです。つまり、「叶える」というのは、大人が何でもしてあげることではなく、「叶えられるような環境を整えてあげる」ことでもあるということです。
例えば、

スイミング教室で、早く次のクラスに上がりたいな~。
と言われると、どうしますか?一緒に市民プールなどに行って練習してもよいでしょう。他にも、スイミング教室によっては、個人レッスンを開いているところもありますから、お金はかかりますが、そのような叶え方もあるでしょう。はたまた、「どんな風に泳いでるの?」「今つまずいているところがあるの?」と尋ねて、泳ぎ方をアドバイスするのもよいでしょう。叶え方は様々で、大事なのは親に負担がない方法にすることです。負担があるものは続きません。続かないと、子どもの中で「僕がしたいことをさせてくれない、困ってても助けてくれないんだ」と違った解釈をされてしまいます。叶える環境を整えてあげることこそ、子どもが欲求を満たすことができ、「次はこれもしてみたい!」と好奇心を広げることにもつながるのです。
子どもの好奇心を伸ばす!おすすめグッズ5選
私が子育てをする中で、好奇心を伸ばす助けになったグッズを5つ紹介してきます。

①図鑑
☺「なんで空って青いの?」「地球で1番速い生き物って何?」などの、知識を問われるような質問には、図鑑がうってつけでした。図鑑で一緒に調べることで、親子の会話も増えました。年齢が上がっていくと、親に聞かず自分で本を開いて調べる習慣も身に付くので、大変おすすめです。
特に、講談社の動く図鑑MOVEシリーズはDVDもついていて、初めての図鑑としてはかなり入りやすかったです。

②工作キット
☺「時計ってどうやって動いているの?」といった仕組みに関する質問をされたら、実際に作ってみるのもいいですね。作ることで仕組みについて理解するだけでなく、楽しみながら活動することができます。
季節によっては書店などでブースを作っているところもあるので、親子でのぞいてみると面白いかもしれません。

③室内遊具
☺「逆上がりできるようになりたいな。」「かっこいい技に挑戦したいな。」という時には、鉄棒などの室内遊具が最適でした。大きいものもあるので、場所をとってしまいますが、最近では折り畳みができるものもあります。使わないときは畳んでしまうことも可能です。
また、運動不足解消にも効果的でした。梅雨時や真夏など、外に出られないときには、室内遊具頼りでした。

④音声付き玩具
☺「この国旗ってどこの国?」「世界で1番小さな国ってどこなの?」と尋ねられれば、地球儀に教えてもらいましょう。タッチペンで知りたい国を指すと、詳しい情報を教えてくれます。
☺「カタカナの”を”ってどう書くの?」「”1”て英語でなんて言うの?」というときには、同じくタッチペン指したり、ボタンを押したりして教えてくれる玩具もあります。これこそ大人が教えてもよいのですが、その文字を使った他の単語を教えてくれるものもあり、語彙を広げるのに役立ちます。

⑤タブレット端末
これは使い方や使う年齢を選びますが、就学前でも十分に使用することができました。知育アプリで遊んでもよし、動画を見てもよし。旅行に行くときなど、ぐずらせたくない場面では動画を見せる端末として大活躍でした。
自由に使用するのは不安なので、ペアレントコントロールできるものがおすすめです。使用時間を決めて、時間になるとアプリなどが開けなくなるものもあります。また、ダウンロードに制限をかけることもできます。
小学生になると、ゲーム機を欲しがることもでてくると思うので、その前段階として導入するのもいいですね。
まとめ
この記事のポイントは…
✅好奇心伸ばすのに最適な時期は、2~6歳頃。
✅子どもの好奇心を育てるためには、「〇〇したい!」を見逃さない。
✅子どもがしたいことを何でも叶えるのでなく、叶える環境を整える関わり方をする。
最近では子どもの玩具も随分進化し、「本当に玩具なの?」と思えるようなものもあります。そればかりに頼らず、上手に使っていくことが大事です。休日など、時間や心にゆとりがあるときには、子どものなぜなぜに丁寧に関わっていきたいものです。
コメント